人間力

生け花が頭が柔らかくしてくれた

どうも、ラモスです。

今日は生け花をやると頭が柔らかくなるというお話です。

生け花をやるとですね、
頭がめちゃくちゃ柔らかくなります。

頭が柔らかいって仕事でもコミュニケーションでも何でも大事です。

頭が固いと損しかしないですよね。

頭が柔らかい人とは、
「いろいろな目線」で物事を見ることのできる人のことだと僕は考えます。

「1つの見方」に凝り固まってしまうのではなく、
「複数の見方」で物事を見ることができる。

僕は一度これでもかっていうぐらい頭の固い人と一緒に仕事をしたことがありますが、
その時は本当に大変でした。

例えば、

思い込みが激しくて他のことが見えていない
常に自分が正しいと思っていて議論すらできない
突発的な仕事に臨機応変に対応できない

みたいなことが日常茶飯事。

これ仕事を一緒にする立場からすると、
本当に疲弊します。
そして、
どんどんその人から人が離れていきます。
うまくコミュニケーションが取れない人とは一緒に働きたくないですよね?

けど、これって誰しもが陥る可能性があることだと思うんです。

人生経験を重ねていくと、
知識や成功体験が蓄積されていく。

そうすると、
誰しも自分が正しいと思う場面はそれなりに増えて来ます。

そういう場面に遭遇したときに、
自分が正しいと思っているから相手の話すら聞かない。

こういう話はよく聞きます。

これって要するに、
「いろいろな目線」で物事を見れていないんですよね。

見てないからこそ、
自分が正しいと勘違いしてしまう。
思い込みが激しくなってしまう。

こういう人からは人が離れていきます。

僕が生け花をやっていてよかったなって思うことの一つが、
頭が柔らかくなったことです。

生け花ではとにかく仮説をひたすら立てて検証の繰り返し。

例えば、
作品の数ある花の中でチューリップを一輪使っていたとします。

生け花は本当に繊細なもので、
生けてあるチューリップを1mmずらしただけでも、
作品の印象がガラッと変わることがあります。

なので、
このチューリップを1mmずらしたらどうか?

と考えて前後左右斜めに試しにずらしてみたり、

ちょっと微調整を加えるのではなくて、
そもそもこのチューリップ自体を作品から取り除いたらどうだろう?

と思って一回とってみる。

または、
もっとこうしたら面白いんじゃないかということで、
セオリーに全く反する形でチューリップを生け直してみたり、

このチューリップを極端に短くしてみたらどうだろう?と考えて、
バッサリ茎を切り落としてみる。

チューリップ一つをとっても、
ありとあらゆる角度から仮説を立てて、
検証をしていきます。

これを作品が完成に至るまで、
ひたすら繰り返していきます。

そうすると、
必然と1つの見方に凝り固まるっていうことがなくなっていき、
複数の見方で花や作品を見るようになっていきます。

生け花を続けていくうちに、
生け花をやっている時だけではなくて、
例えば人を見るとき、物を見るときにも多面的な視点で見るようになっていきます。

多面的な視点で物事を見れるようになると、
審美眼も磨かれていきます。

「審美眼」とは、
きれいなもの、価値のあるものを識別することができる力です。

ぱっとみて感覚的にいい、悪いがわかるようになる。

審美眼が磨かれると、
センスが良いとも言われるようになります。

生け花をやっていると、
頭が柔らかくなって
審美眼も磨かれていく。

頭が柔らかくできて審美眼も磨ける趣味って、
なかなかないと思うんですよね。

今日はですね、生け花をやると頭が柔らかくなる話ですね。

頭が固いっていうのは損でしかない。

現代の変化の激しい時代では特に、
過去の経験等を一旦脇に置き、

そして、

新しい価値観や意見を受け入れるという、

「頭の柔軟性」

が間違いなくキーの一つになってます。

だからこそ、
頭は常に柔らかくしておいた方が良いと思ってます。

変化が激しいこの時代を、
頭を柔らかくして楽しみましょう。

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