どうも、ラモスです。
今日は生け花をやると魅力を引き出しまくる発想になる、というお話です。
生け花をやると、
魅力を引き出しまくる発想になります。
生け花でも仕事でも人間関係そうなんですけど、
「魅力を引き出す」っていうのは大事な考え方なんですよね。
魅力を引き出しまくれると、
人を褒める発想になります。
生け花の魅力的な作品っていうのは、
それぞれの花材の魅力が引き出されまくっているものなんですよね。
言い換えると、
生け花の作品を作る作業は、
花材の魅力を引き出す作業とも言えます。
このラインが美しいよね
この花の咲き具合がちょっとユニークで面白いよね
これをここに生けたらこっちの花がより輝くかな?
みたいな感じです。
生け花では魅力的なところだけ残して、
不要な部分は切り落としていきます。
生け花には引き算の美学があって、
生け花はシンプルに
「花そのものの美しさ」
「空間の間」
の美しさを表現するもので「引き算」の考えと言われます。
魅力的なところだけを組み合わせて作品を作り上げます。
なので、
生け花をやっていると、
自然と何に対しても魅力にフォーカスする考え方が身につきます。
人とコミュニケーションをとるときも、
花を見るように、
あ、この人どうやったら魅力的になるかなってポテンシャルを褒める思考にもなる。
他の人と違う視点で見るようになる。
例えば、これは実際の話で、
あるIT系の会社に務めていた時に、
会社内でみんなから煙たがられている人がいた。
その人はwebエンジニアだったのですが、
まさに漫画に出てくるようなエンジニア像そのまんまで、
小太りで見た目もちょっと不潔、
そして性格に少し癖があってコミュニケーションが取りにくいと。
なので、
会社の中では腫れ物扱い。
その人も会社でのランチや飲み会に一度も来たことない、といったそんな感じ。
僕も正直、
その人に対する最初の印象は他の人と同じでした。
確かにちょっと不潔で癖が強めだなと。
けれども、
仕事のスキルはとても高い人だと聞いていたから、
わからないことがあった時にちょっと質問してみた。
そしたら、
僕が聞いたわからないことは解決するまで一緒に調べてくれるし、
本当に丁寧に教えてくれる。
なんなら、
聞いたこと以上のことを返してくれる。
実は、真面目でめちゃくちゃ優しかった。
確かに見た目はちょっと不潔なところはあったけど、
本来はめちゃくちゃいい人で。
それを知ってから、
IT関連のことでわからない時はその人に頼るようにした。
僕は色々あって一年半ほどでその会社を退職することになって、
会社の人が送別会を開いてくれた。
そしたら、
その人がなんと僕の送別会に来てくれました。
一年半の間、
一度もご飯や飲みにいったことはなかったのにです。
この出来事には本当に感動しました。
これも生け花をやっていたからこそのもので、
魅力を引き出すっていう考え方があると、
とても人に好かれるようになります。
というのは、
人の魅力を見るからですね。
魅力を引き出す考え方になると、
どんどん人たらしになっていきます。
プライベートでも良くなる。
上のwebエンジニアの人の話だと、
悪い部分が前面に押し出されていたところを、
花を見るようにフラットに見てみた。
そしたら、
実は優しさや真面目さっていう魅力が内側にあって、
僕はその魅力にフォーカスしてコミュニケーションをとった。
結果、
その人が僕のことを好いてくれて送別会に来てくれた。
魅力を引き出すっていう発想があると、
こういうことが頻繁に起こります。
さらに人を褒める発想にもなってきます。
この魅力を引き出すっていう考え方は、
生け花でも仕事でも人間関係の全てにプラスの影響を与えて、
自分の人生を好転させる力を持ってます。
魅力を引き出そうとしていると、
自分自身も魅力的になれてしまう。
魅力を引き出す、めちゃくちゃ大事です。