人間力

切って切って切りまくってたら決断力が鍛えられた話

どうも、ラモスです。

もともと優柔不断で決めるのが苦手だったんですけど、
生け花をやっていたら決断力が鍛えられたっていう話です。

決断力があるってまじで良いです。お得なことがたくさんあります。

最大のメリットは、
悩んだり迷ったりするストレスがなくなることです。

僕は生け花を始める以前までは優柔不断でした。

決められなくて悩み始めると、
悩むだけならまだしも、悩んでる間、悶々と考え込んで、
他のことが一切できなくなったりしたことがよくありました。
仕事も、家事も全て滞る。
しかも寝る時に悩みごとが頭に浮かんで寝れなくなると。

これなかなか辛いです。

だけど、決断力が鍛えられると、
この辛さを感じる頻度がグッと減ります。

悩みや迷いっていうのは、
決められないから生まれるものです。

だから、一度よしこれだ!ってスパって決められると、
そのことを振り返って悩まなくなるんですよね。
悩みが生まれなくなる。
もう決めちゃったしはい次、って思えるようになります。

じゃあ生け花と決断力にどんな関係があるかというと、
生け花で作りあげる作品っていうのは、
決断の繰り返しの結晶なんです。

生け花では、
使わない枝や花を切り落としていって、
一番美しく見える箇所を組み合わせて作品を作っていきます。

枝や花を切り落としていくということはつまり、

「捨てる決断をしていく」

と言い換えることができます。

作品の大小にもよりますが、
一つの作品を作るのに数えきれないほど枝や花を切り落としていきます。

初心者の頃は枝や花を切り落とすことに躊躇してしまって、
先生の手直しで無駄なところがじゃんじゃん切り落とされていく、
みたいなことが多々ありました。

けれども、
慣れてくるとスパスパ切り落とせるようになっていきます。
それは、決断力がついていくからです。

なんで決断力がつくのかというと、

仮にその時決断を間違えたとしてもあとでどうにでもできる

っていうのが身をもって理解できるからです。生け花をやっていると。

言い換えると、

その時は間違ってしまったと思った決断でも、
後々の決断によって、
それは正しい決断だったという形にできる

ということがわかってきます。

これがわかると、
決断に不安を感じることが少なくなって、
普段の生活でも枝や花を切るように決断ができるようになります。

生け花をやっていると、
あ!間違えて切っちゃった!ということはよくあります。

けど、その間違えた決断のおかげで、
自分が想像していなかったものが新しく生まれたり、
違う角度から作品をみるきっかけになることもあります。

そもそもどうして優柔不断になるのかっていうと、
決断した後の未来のことがわからないことによる不安から、
決めることに恐怖するんですよね。

下した決断がもしその時は良くない選択だったとしても、
あとでその決断を良い選択に変えることができるのであれば、
恐怖することはないですよね?

この「あとでどうにでもできる」感覚を一度知ることができると、
決断をするのが怖くなくなります。
そして仕事や日常生活にも変化が出てきます。

仕事の場合、

仕事のスピードがあがる
頼もしく見られるようになる
一目置かれるようになる など

日常生活だと、

悩んだり迷ったりすることによるストレスがグッと減る
モノを捨てられるようになる
有意義に使える時間が増える など

といった変化が感じられるようになります。

僕は決断力が鍛えられてから、
悩んでいる、迷っている時間の大半は本当に無駄だったなぁと感じるようになりました。

とにかく決断を早く下して、
それが正しかろうが間違っていようが次の行動をしていくことが、
人生をよりよいものにしてくれていることを実感してます。

優柔不断な人間からすると、
精神力がかなり強くないと、
普段の生活で決断力をあげるって結構至難な技だと思うんですよね。

けれども、生け花であれば、
作品作りを楽しみながら決断力を鍛えられます。

趣味を楽しんでいたら、
自分がレベルアップして、
結果的に仕事もプライベートも充実していくようになる。

趣味を楽しんでたら自分がレベルアップして、
仕事にも好影響が出るって理想ですよね。

決断力が鍛えられると、
悩みや迷いによるストレスから開放されます。めちゃくちゃ心が楽になりますよ。

決断力を鍛えたい人は、
生け花をぜひ一度お試しあれ。

枝や花を切って切って切りまくってみてください。

 

 

 

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