どうも、ラモスです。
個性を溢れ出させる力、これめちゃくちゃ大事です。
この根底にあるのは、
イメージを具現化する力になります。
イメージを具現化する力がつくと、
どんな状況でも主体的に動けるようになって、
アイディアがポンポン浮かぶようになります。
そして、何より創造力が磨かれます。
創造力というのは、
個性を溢れ出させる力
とも言い換えられると僕は思ってます。
生け花では、
ひたすらイメージしたことを具現化することの繰り返しです。
生け花では作品を作る時に、
見本だったりとかはないので、
まず何を作るかを想像するところから始めることが多いです。
例えば僕の場合だと、
情熱
喜び
波
山
みたいに表現したいテーマを決めることが多いです。
そして、
手元にある花材を組み合わせてどうやって選んだテーマを表現していくか、
をひたすら考え続けます。
例えば、情熱を表現したい場合、
大きく燃え上がっている赤い炎
人々がウォーって雄叫びをあげている様子
内に秘められて静かに燃えている青い炎
みたいに、
人によって情熱のイメージはたくさんあると思います。
どれを表現するにしても、
おそらく全く違ったものができますよね?
どれを選ぶかっていうのが作り手の個性ですし、
何をどう表現するのかも個性です。
そもそも個性とは何か。
それは、
今まで見てきた、聞いてきた、経験したものなどから形作られる結晶
です。
そのため、
誰1人として同じ人はいません。
例えば『もののけ姫』。
宮崎駿監督は『もののけ姫』を製作した理由を、
子どもたちが「どうして生きなきゃいけないんだ」という疑問を持っていると感じ、
それに対し自分はどう考えているのか答えなければならないと思って製作した
と書籍で語ってます。
『もののけ姫』には、
「どうして生きなきゃいけないんだ」という問いに対しての、
宮崎駿監督の答えが映画を通して表現されている。
映画でも生け花でもなんでも、
人の心を動かす作品には、
必ず作り手の「問いに対する答え」や「テーマに対する考えや視点」が含まれている。
これらのような作り手のメッセージが「個性」の部分であり、
これがユニークであればあるほど、
魅力的な作品へと繋がっていきます。
だからこそ、
もののけ姫は何十年経っても語り継がれている作品であると。
今の時代は表現力が物を言う時代になってきてますよね。
例えばyou tubeやインスタ、tiktokなど。
これはプライベートだけではなくて、
仕事でもどんどん重要度が増してきてます。
ただし、今は誰でもある程度のもの、点数でいうと70点ぐらいのものは簡単に作れる時代。
そんな中で差が出るのは、
この個性の部分になってきているのではないかなと。
個性がないと、
そもそも面白くないですよね。
面白くないと興味を持ってもらえない。
興味を持ってもらえないと、そもそも何も伝えられない。
せっかくいいものを持っているのに、
伝えられないのは本当に損です。
無難なものってつまらない。
個性的な方がモノでも人でもめちゃくちゃ魅力的に感じます。
魅力を感じさせることができれば、
ファンができる
人が集まってくる
モノが売れる
レベルの高い人との出会いが増える
自分がさらに磨かれる
みたいな好循環が仕事、プライベート関係なくガンガンおきます。
今まで型にハマって生きすぎて、
本当は素敵な個性を持っているのに内に秘めている人が多すぎる。
君変わってるねっていう言葉は最高の褒め言葉です。
個性、溢れ出させていきましょう。